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社長が訊く 『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』

marisonilsyatyougakiku.jpg

マリオ&ソニックシリーズがついに社長に訊かれた!
NOMには載ったことがあるんですけどね。





http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/siij/vol1/index.html








【北京オリンピックができるまでの話】

岩田
『北京オリンピック』の頃の話に戻りたいんですけど、
セガさんの内部では、どんな話からはじまったんですか?

大橋
もともと、任天堂さんとは以前から
「ソニックとマリオで何かできないか?」
という話があったことは聞いていたんです。
そこに、セガがオリンピックのライセンスを取ることになり、
「この3つをセットにした企画を進めてほしい」
という話が、わたしのところに回ってきました。

岩田
その当時、大橋さんは何をされていたんですか?

大橋
わたしは当時、
ソニックをつくる部署にいたわけではなくて、
スポーツゲームをつくっていました。

岩田
もともとスポーツゲームが専門であって、
ソニックと特別な縁があったわけではないんですね。

大橋
ええ。まあ、厳密に言いますと、
わたしが入社していちばん最初にかかわったゲームは

岩田
じゃあ、かかわりはあったわけですね?

大橋
いえ、当時は新入社員でしたし、
そのあとの十数年間は、
『ソニック』をつくったことがなかったので、
そういう意味ではまったくやっていないのに等しいです。
そんなわたしのところに、その話が来まして、
「これを任天堂さんに提案するかたちに
 なんとか持っていけないか」と・・・。

岩田
あの、あえて言いますが、まず最初は
会社からの「無茶ぶり」があった、ということですね?

大橋
はい、そうなります(笑)。

岩田
でも、引き受けた大橋さんとしては、
「とても大事なプロジェクトだからなんとかしなきゃいけない」
という状況だったんですね。

大橋
はい。オリンピックのライセンスも
すでに取得済みということでしたので、
これは失敗するわけにはいかない、と思いました。

岩田
笠原さんは、最初にこの話を聞いたとき、
どんな感想を持ちましたか?

笠原
これは楽しそう、面白そうだなと(笑)。

岩田
めったにない機会ですからね。

笠原
はい。自分としては、
やってみたい気持ちはあったんですが、
「実現するのはなかなか難しいだろうな」
とも同時に思っていました。
そこで、とりあえず企画書を書きまして、
任天堂さんにプレゼンテーションをしたんですが、
宮本(茂)さんから
「実際にオリンピックのゲームのなかで、
 マリオとソニックが出ているものを見て判断したい」
と言われたんです。

岩田
「紙の企画書だけでは判断できない」
ということですね。

笠原
はい。そこで東京に戻って、
実際に動くデモをつくりまして、
それでなんとかOKをもらったという・・・。

大橋
決まるまで、ヒヤヒヤものでした。

笠原
そうでした。
僕は実現できるとは思っていませんでしたし(笑)。

岩田
そう思うくらい、
前例のないプロジェクトだったわけですね。
何しろ、マリオとソニックの共演ははじめてですし、
しかも、オリンピックという大きな舞台で
キャラクターを使ってゲームをつくる、というのも
はじめてのことでしたから。

笠原
なのでプレッシャーがすごく大きかったですね。


宮本さんの判断も色々あったみたいですね。
マリソニはただのパーティゲームに見えますが、オリンピック+マリオとソニックの共演という
考えれば考える程手間のかかりそうなゲームですね。







【泳げないソニック】

岩田
さて、そうやって前例のないプロジェクトとして
つくられた『北京』は、とくに欧米で、
たくさんのお客さんに受け入れていただきました。

大橋
つくった自分たちもビックリしました(笑)。

岩田
セガさんのスポーツゲームづくりは
もともと定評があるわけですけど、
『マリオ&ソニック』が『北京』の1作で終わらずに、
いまやシリーズとして続く状況になった、
そのカギは何だったと考えられますか?

大橋
そうですね・・・なんかカギが多すぎて、
よくわからないところもあるんですが、
ただ、オリンピックを舞台にできたことは
すごく大きかったと思います。
これは宮本(茂)さんも話されていたことなんですが、
異なる世界観のマリオとソニックを
同じ場所に立たせようとすると、
折り合いがつかないことが絶対あると思うんです。

岩田
でも、マリオとソニックの世界観を超越する
オリンピックという舞台が用意された、
ということですね。

大橋
そうです。なんか問題が出てきても
「オリンピックだから・・・いいよね?」
と言える感じですね(笑)。
「マリオはこんなふうに走るんだ」とか、
「ソニックが走るスピードはもっと速い」とかいっても、
「オリンピックの100m走はこういうものですから」
という話ができたのは、収まりという意味でも
よかったんだと思います。

岩田
セガさんとの間でずっと、
「マリオとソニックを共演させたい」
という話をしてきたものの、
なかなか納得できるような舞台をつくれなかったのに、
それがうまくハマったのがオリンピックの舞台、
ということなんでしょうね。

大橋
そうだと思います。

笠原
あと、僕の個人的な感想になるんですけど、
マリオとソニックでは、
じつは僕・・・マリオのほうが好きなんです。

岩田
え、笠原さん、大丈夫ですか?
そんなことを言って(笑)。

一同
(笑)

笠原
いや、でも、正直なところ、
そういう人はわりと多いんじゃないかと思うんです。
でも、だからといって、マリオ好きな人が多いから
マリオ系のキャラクターを多めにしよう、
みたいなことを一切しなかったんです。
そこが大事だったんじゃないかと。
あくまでも、マリオのキャラクターが
5体出たら、ソニック側も5体。
たとえ、あまり知られていないキャラクターが
混じっても5体、みたいな感じで
フィフティフィフティの基準は
絶対に譲らないという・・・。

岩田
確かに、本当にイーブンで、
偏りがないというのは、わたしたちも感じています。

笠原
だからこそ、どちらのファンからも
支持されたんじゃないかと思うんです。
それが成功したキーかどうかはわかりませんけど。

岩田
でも確かに、どちらのファンも
公平に扱われるとうれしいでしょうね。
とはいえ、オリンピックが舞台ですし、
それぞれのキャラクターの成り立ちや、
姿かたちが異なりますので、
いろいろとご苦労もあったんじゃないですか?

笠原
ええ、もう・・・それはそうですね。

岩田
たとえば、水泳をするときに、
ピーチはどういう格好でいるべきなのか?
みたいなことが議論になったりするんですか?

笠原
はい。もう、まさに(笑)。

大橋
おっしゃるとおりです(笑)。
「マリオは海パンをはかないのか?」とか。
岩田
「つなぎの格好じゃ泳げないでしょう」と
思わなくもないですしね(笑)。

大橋
ただ、マリオはゲームのなかでも、
つなぎを着て泳いだりしていますし、
「その格好でもいいのかな?」と思いつつも、
やっぱり競技をするときは海パンじゃないと・・・。

岩田
規定違反にならないのか?っていうことですよね。

大橋
はい(笑)。でも、逆に
動物系は海パンというわけにはいきませんよね。
「クッパが海パン?」みたいな感じですし、
ソニック系はみんな動物系だしなあ・・・と。

岩田
ヨッシーに海パンも変ですしねぇ。

大橋
そうなんですよ。
で、最初の『北京』をつくるときに、
セガのキャラクターのなかで
いちばん困ったのがソニックなんです。
というのも、ソニックは泳げない設定なんです。

岩田
ええ?
泳げないと・・・水泳競技に出られませんよね。

大橋
水泳競技はオリンピックの花形競技のひとつですし、
たいへん困りました(笑)。
そこでソニックの監修者に、
「オリンピックなので、泳がせたいんだけど?」
「いや、ソニックは泳げないんだから無理です」
「でも、水泳競技のないオリンピックはありえないし!」
みたいなやりとりを何度もしまして。

岩田
いや・・・でもそれって、
ただの押し問答のような感じになりますね。

大橋
はい。なので、
「ビート板を持たせてもいいから
 なんとか泳がせたいんだ!」
と言ってみたり・・・。

岩田
ああー・・・ビート板ですか(笑)。
水泳教室でバタ足の練習で使うときの・・・
でもソニックが・・・ですよね?

大橋
はい(笑)。
でも、さすがにビート板はカッコ悪いということで、
「ライフジャケットを着たら泳がせてもいい」
ということで、最後は泳げるようになったんです。

岩田
なるほど(笑)。

大橋
ですからソニックが泳ぐときは、
顔を水面につけないで、上体が浮いた姿勢なんです。

岩田
あははは(笑)。
ライフジャケットの浮力で
上体が浮いてしまうんですか。

大橋
はい。泳げないので
そこまで気を配って・・・つくりました。

笠原
それに、ピーチとデイジーに関しても、
『北京』をつくるときに、水着姿のデザインを起こしまして、
任天堂さんに提案したことがあったんですが、
それは残念ながら、NGになったんです。

渡辺
「普通のスポーツウェアでいきましょう」
ということにそのときはなったんですけど、
『北京』が発売されたあと、
「水泳なのに水着じゃないのはやっぱりおかしい!」
という話が出てきました。

笠原
なので、今回の『ロンドンオリンピック』の
開発がはじまった時点で、
「やっぱり水着を着せましょう」となったんですけど、
またまたセガの社内から
「ソニックの靴は脱がせてはいけない!」
と、言われてしまって・・・。

大橋
そもそもスポーツに適していないんですね、
このキャラクターたちは。

岩田
大橋さん、すごいことを言いますね(笑)。

一同
(笑)

大橋
靴をはいているのに、水着を着るのは変ですし・・・。

岩田
もともとのキャラクターの設定が、
オリンピックに出ることを
想定していないからですよね。
まあ、ハリネズミに海パンも・・・ですよね。

笠原
はい(笑)。そこで、女性のキャラクターだけが
水着を着ることになって、
「昭和初期のようなレトロな水着じゃダメだし、
 どんなデザインにしようか・・・」
みたいな話をしてたんです。
そしたら任天堂さんのほうから・・・。

渡辺
そうなんです。
今回は任天堂の監修チームが乗り気になってくれて、
水着のデザインをしてくれたんですが、
4年前にセガさんが提案してくれたデザインと
照らし合わせてみたら・・・
なんとほぼ一致したんです(笑)。

一同
(笑)

笠原
やっぱり似合う水着ってなると、
どうしてもデザインが限られてくるからなんですね。

岩田
ということは、
『北京』から着るはずだった幻の水着を
今回は着ています、ということなんですね。

笠原
はい(笑)。
マリオ側でピーチとデイジーのふたり、
ソニック側はエミーとブレイズのふたりずつなので・・・。

岩田
水着を着せるのも、
フィフティフィフティの基準なんですね。

笠原
そのとおりです(笑)。


あまりにも面白い内容だったので全部載せてみました。
オリンピックに適していないとは、これまた海外レビューで批判されたことを堂々と言ってますねw
オリンピックにマリオ達を出すと聞くと簡単そうですが、そこにはもの凄い努力があったんですね。
しかしこの内容、ソニックファンから怒られないだろうか・・・
北京の時からピーチデイジーが短パンのままなのはマリオファンからもつっこまれていましたね。
バンクーバーでは専用の衣装がデザインされ

MSOWG_peachski.png

今度はついにレオタードですか! たまりませんねぇ

480px-MASATLOG_Peach_art.png


3DSの柔道もレオタード着るんですよね? たまりませんねぇ
鼻血でそう






【デザイン面の苦労】

岩田
水泳関係では、とくにキャラクター設定との戦いが
いろいろあったようですが、ほかの競技でも
同じように苦労されたことはありますか?

大橋
たとえば『北京』に収録されていた
「高跳び」の競技だと、
普通の陸上選手は背面跳びになるんですが、
クッパでそれをさせようとしたら
あまりにもコウラが固すぎまして・・・。

岩田
身体を反らすことができない、ということですね(笑)。

大橋
だから、何をやっているのかわからないんです。
ただひっくり返って跳んでいるだけなので(笑)。

岩田
しかも、クッパの背面跳びは不利ですよね。
コウラのトゲトゲがバーにひっかかりますし。

大橋
はい。そこで、クッパだけは
ベリーロールで跳んでもらうことにしました。
あと、今作でいえば「自転車」の競技では、
クッパだけじゃないんですが、
足の短いキャラクターが多いので、
自転車のペダルがちゃんとこげないなんです。
そこで、それぞれに専用自転車をつくってあげました。

岩田
ああ、わざわざ
専用の自転車を用意するわけですね(笑)。

大橋
はい。それで短い足でもこげるようになりました。

笠原
あと、馬もそうなんです。
今回、新規の競技で「馬術」を入れたんですけど・・・。

岩田
馬は足の長さは関係ないですよね。

笠原
もちろんマリオやソニックが
馬に乗るとしっくりくるんですけど、
クッパやドンキーコングのようなでかいキャラが乗ると、
なんだか馬がかわいそうに見えたんです。

一同
(笑)

笠原
なので、クッパやドンキーコングなどの
大きいキャラが乗る馬だけは足と首を太くすることで、
見た目にちょっとごっつい感じにして、
かわいそうじゃないようにしました(笑)。
でも、性能はいっしょなんです。

岩田
見た目にいろんな個性があるけれど、
どのキャラクターを使っても
競技上の有利不利はないようにつくるんですね。

大橋
そうです。
どのキャラクターでも
互角に戦えるように、というつくり方です。

岩田
だから、ソニックは100m走が速いとか、
マリオは高跳びが得意とか、
そういうふうにはなっていないわけですね。


北京とバンクーバーはハッキリとキャラ差があったような・・・
しかし凄くキャラ愛のある社長が訊くですね。
クッパやDKの乗る馬をゴツくするとは、ワリオはどうなるなの?w
自転車をそれぞれデザインしたのもキャラ面での苦労が伺えますね。

『笠原
もちろんマリオやソニックが
馬に乗るとしっくりくるんですけど、
ロゼッタのようなでかいキャラが乗ると、
なんだか馬がかわいそうに見えたんです。

一同
(笑)』

これでもいけるな!







【ドリーム競技と振り操作について】


岩田
なるほど、わかりました。
さて、今回の『ロンドンオリンピック』は、
夏の大会としては『北京』に続いて2作目ですが、
実際につくりはじめると、これまでとは違う
プレッシャーがあったんじゃないですか?

大橋
そうですね、ありました。
同じことを繰り返していたら
「マンネリ」と言われちゃいますから。

岩田
そのマンネリと戦うために、
どんなことを考えながらつくりはじめたんですか?

大橋
いわゆるオリンピック競技は
自分たちで勝手にルールを変えることができませんので、
『北京』で採用しなかった競技を入れつつも、
僕らが「ドリーム競技」と呼んでいる、
オリンピックの競技じゃない遊びで
新しい違いを出していこうと思いました。

岩田
「ドリーム競技」というのはどういうものなんですか?

大橋
『マリオ&ソニック』には、
大きく分けて2種類の競技が入っていまして、
メインになるオリンピック競技は、
どちらかというと記録を狙ったりすることが多いので
ストイックな遊びになりがちなんですけど、
もうひとつの「ドリーム競技」は
4人同時で遊べるパーティゲームの要素がとても強いんです。

渡辺
しかも「ドリーム競技」は
マリオやソニックらしさを出すことができるので、
ゲームらしい遊びを入れることができます。

岩田
今回の競技は全部で何種類あるんですか?

笠原
全部で31種目で、
そのうち「ドリーム競技」が10種目です。

岩田
前回の『北京』のときは?

笠原
オリンピック競技は、8競技20種目でした。
ロンドンでは13競技21種目になります。

岩田
競技数が増えて、
バリエーション豊かになったということですね。

笠原
はい。それに「ドリーム競技」も
『北京』のときは4種目でしたので、
2倍以上になっています。

岩田
新しい競技を増やすにあたって、
どんなことがテーマになったんですか?

大橋
いろいろありましたが、
たとえば振るばっかりの遊びにしないようにする、
とかを意識しました。

岩田
Wiiリモコンを速く振って遊ぶ、
ということだけになりやすいんですね。

大橋
そうなんです。

笠原
『北京』のときは
走る競技がけっこう多かったので、
実際に走るときに腕を振るのと同じように、
Wiiリモコンとヌンチャクを交互に振って
直感的に遊べるようなゲームを入れたんですけど、
発売したあとで「しんどい」という声がありまして。

岩田
ずっと振り続けると「しんどい」ということですよね。

笠原
はい。なので、今回は、
体感的な操作の競技はもちろん残しつつも、
ずっと振り続けるとかではなく、
Wiiリモコンを横持ちにしてボタンで操作するなど、
操作性のバリエーションを増やしていく、
という工夫をしています。
「バドミントン」などのように
ラケットを使用する競技については、
Wiiリモコンを振ったほうが
直感的で遊びやすいので、そのようにしています。
ただ、振る操作ばかりにならないように
今回は最初に振って遊ぶ競技の数を決め、
規定数になったら、こっちの競技は振るのはやめにしましょう、
みたいな割り当てをしていきました。

岩田
全体のバランスを見て割り当てたので、
操作方法に多様性が生まれたんですね。

笠原
そう思います。
「この競技とこの競技は遊び方がいっしょ」
というのはできるだけなくす調整をしました。


北京オリンピックがなぜ酷評されているかというと、やっぱり振り操作ばかりだったからなんですよね。
振ってればいい、とにかく振れ!そしてなにかコマンドも入力しろ!的な競技ばかりだったんです。
マリオでソニックを抜け!という鬼ミッションにはもうそれはそれは苦労しました、腕がつりましたよ。
マリオスポーツミックスは4つも作り込まれた種目があるのに、なぜか単調に感じる面がありました。
あれは全ての競技がどれもわかりやすいように操作を同じ感じにしていたからなんですよね。
ロンドンは単調にならないようにちゃんと意識して作られているようなので、とても期待できると思います。
それと、シリーズ一番の不満点であったロードが今作はほとんどないです。
単調さに拍車をかける要素だったので、そこも改良されていて良いと思いました。






【ヨッシー残念】

岩田
もともとWiiはホームパーティ系のゲームで
実績があるのは、世界的に共通のことですからね。

大橋
そこで今回は、「オリンピック競技」も「ドリーム競技」も
『北京』から大幅にボリュームを増やして、
両方の人たちに満足してもらえるようにしました。
でも、「ドリーム競技」のネタを考えるのは
楽ではありませんでした。
「すべての競技を、4人で1画面で遊ぶ」
という条件もありましたし。

岩田
画面を4つに分割しないようにということですね。
山根さん、それはどうしてなんですか?

山根
画面を4つに分割してしまうと、
みんなで遊んでいるという感覚が
薄くなってしまうんです。
それに後ろから見ている人たちも、
誰が勝ってるのかわかりにくいところもありますし。

岩田
でも、そうすると、遊びのバリエーションを出すのが
ちょっと難しくなりますね。

大橋
はい、そのとおりです。

笠原
そもそも最初に任天堂さんから言われたのが
「4人同時で1画面」「基本は戦い、ときには協力」
「ルールはオリンピック競技の延長線上」っていうことでした。

岩田
ああ、また、無茶ぶりをしてますねぇ(笑)。

山根・渡辺
すみません(笑)。

笠原
しかも、いろいろ考えた案を持っていくと、
「これ、普通の競技とあまり変わらないですよね?
 もっと独自性を出してもらえませんか?」
って言われてしまったり・・・。

大橋
だから、新しい「ドリーム競技」を考えるのに、
ものすごく時間がかかりました。
任天堂さんに企画の提案を出すときも、
東京から京都に向かうまでの間、
新幹線のなかでもずーっと考えたりしていました。

岩田
新幹線のシートに座って
「うーんうーん」と唸ってたんですか。

大橋
そうです(笑)。
京都までの2時間20分くらいの間も
思いついたアイデアをどんどんメモして、
京都に着くと、さっと喫茶店に入って、
そのネタをまとめるようなこともしていました。
そのときのネタが、実際に
競技の原型になったりもしました。

岩田
新幹線のなかで生まれた
「ドリーム競技」もあるということですね。
大橋
そうです。

岩田
「ドリーム競技」のなかで
みなさんオススメのものは何ですか? 
ひとりずつお訊きします。
まず、渡辺さんから。

渡辺
わたしは「ドリーム馬術」ですね。
「馬術」というのは、通常では馬の上に乗って
障害物を越えたりする競技なんですけど、
「ドリーム馬術」では、4頭の馬が荷車を引いていて、
その上にはヨッシーのタマゴがいっぱい載ってるので、
4人で4頭の馬をうまくコントロールしていかないと・・・。

岩田
バランスを崩して、タマゴが転がってしまうんですね。

渡辺
そうです。
すると、ヨッシーが残念、という競技なんです。

岩田
どうして「ヨッシーが残念」なんですか?

渡辺
ゴールすればヨッシーが生まれるんですけど、
荷車がひっくり返ってしまうと・・・。

岩田
なるほど(笑)。

渡辺
このゲーム、すごく盛り上がります。
みんなで楽しめますし、
すごく一体感が生まれるゲームなので、
わたしは大好きなんです。


ヨッシー残念って・・・人(スーパードラゴン)が死んでんねんで!






【オススメのドリーム競技】

岩田
山根さんのオススメの「ドリーム競技」は何ですか?

山根
「苦労したものほどかわいい・・・」という意味で
「ドリームスペースフライト」がオススメです。

岩田
どんなゲームなんですか?

山根
キャラクターが宇宙空間を飛ぶんです。

岩田
オリンピックのゲームで宇宙空間、ですか?
さすが「ドリーム」ですね(笑)。

山根
もともと「シンクロナイズドスイミング」から
ドリーム競技として発展していったので。

岩田
ああ、なるほど。
舞台を水中から宇宙に移したんですか。

山根
はい。ただ最初は
「キャラクター同士を同調させて、
 どうシンクロさせるのか?」
という部分で悩んだところもあったんですけど、
最終的に、敵としてディノパックンが出てくるようにしました。

岩田
え? あの『マリオギャラクシー』に出てきた、
巨大なパックンフラワーですか?

山根
はい。まず4つのリングがあって、
そのなかにキャラクターがそれぞれ入りまして、
一定時間、じっととどまっていると
ゲージがビューッとたまっていき、
全員のゲージが満タンになると
ディノパックンに体当たり攻撃をします。
そのときに、みんなで息を合わせて操作するのが、
緊張感があって面白いんです。

渡辺
でも、これが完成したのは
マスターアップの2、3週間前でした・・・。

山根
最後の最後まで手がかかってしまいました。

岩田
だから「苦労したものほどかわいい」
ということなんですね。

山根
はい(笑)。

岩田
笠原さんは?

笠原
ひとつ選ぶのはなかなか難しいんですけど、
あえて選ぶとすれば、
「ドリームボールレース」がオススメです。
キャラクターがボールのなかに入って、
障害物を越えてゴールをするという
オーソドックスなゲームなんですけど、
もともとセガのゲームで、
『スーパーモンキーボール』という
カプセルに入って転がるゲームがあったので、
マリオもカプセルのなかに
なんとか入れることができないかと・・・(笑)。

岩田
マリオをカプセルのなかに入れたいと思ったので、
その「ドリーム競技」が生まれたんですか?

笠原
はい、すみません。
最終的にはカプセルではなく、エアボールになったんですが
ぜひとも入れたかったんです(笑)。
その意味でもちょっと思い入れがある競技ですし、
タイムアタックもすごく熱いので、
ぜひ遊んでいただきたいと思っています。

岩田
わかりました。では、大橋さん。

大橋
わたしのオススメは「ドリームハードル」です。
というのも、さっき新幹線のなかで
ネタを考えたという話をしましたけど、
このゲームは回る円盤の上に
陸上のトラックのようなものがあって、
そこを各キャラクターが走っていって、
踏んづけあったり、障害物をよけたりして
ポイントを取り合う競技なんですけど・・・。

岩田
その原型を新幹線のなかで思いついたんですね。

大橋
はい。京都駅に着く15分くらい前の、
琵琶湖の近くを走ってるあたりで思いついたんです。
それがちゃんと商品に入ってるということで・・・。

岩田
感慨深いんですね?

大橋
ええ。感慨深いですね(笑)。
それに・・・愛着もあります。

岩田
いま話を訊いただけでも、
「ドリーム競技」というのは
いろんなバリエーションがあるのがわかりますね。
やっぱり、オリンピックの実際の競技から
大きく抜け出して発想できるので、
その結果、ビデオゲームらしい荒唐無稽な設定が可能になって、
遊びの自由度がずいぶん変わる、ということなんですね。

大橋
そうですね。そこにさらに
マリオの世界観やソニックの世界観で
ステージをつくらせてもらいましたので、
マリオらしさとか、ソニックらしさが表現できました。
そういう意味でも「ドリーム競技」があって
すごくよかったと思います。

岩田
パーティゲームとして遊びたい人には
「ドリーム競技」が用意されていて、
オリンピックが大好きな人たちには
競技としての面白さや深みが楽しめる
「オリンピック競技」が用意されているということで、
みなさんは、その両方のニーズに応えるため、
ものすごくたくさんのエネルギーを注ぎ込みました、
というのが、この商品のポイントなんですね。

笠原
はい。なので『北京』を遊んでくださった方にも、
今回の『ロンドンオリンピック』は、
新鮮な気持ちで楽しめるんじゃないかと思います。


いたストWiiもそうですがギャラクシー1&2の要素があるだけで華がありますよね。
バンクーバーのドリーム競技から原作要素を出すようになりましたが、これからも新作の要素をどんどん出してほしいですね!
岩田社長がディノパックンについて語っているのをみると、なんか凄くほっこりしますw
ロゼッタの社長が訊く出演はいつになるやら。(カートWiiの最後でちょっとだけ触れられています)








バンクーバーの時にも感じたのですが
このシリーズは前作の駄目だったところをしっかりと反省しているので、とても好感が持てますね。
例えば競技以外でもマリオのモデリングがバンクーバーよりスマートになっていたり、色々なところで改良されているのがわかります。
今作は北京とは比べ物にならないくらいパワーアップしているようで、凄く期待できますね。
外国では既に発売済みでBGMやプレイ動画が沢山あがっていますが、これを見るとマリオファンなら絶対に喜べる内容だと思います。
隠し着せ替えスーツにはまさかのあのキャラ達までいますからね!

プレイしていないの動画評論家状態で一つだけ不満をあげるなら、相変わらずカットインがダサいですねw

マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピックWiiは今週の木曜日12月8日発売です。
マリオカート7やいたストも良いですが、マリオファンの方々にはこちらも注目してほしいですね!
来年には3DS版も発売されます。

私は金銭的な問題で残念ながら発売日には買えませんが、来週には買います。
ただでさえマリカ7漬けなのにいたストWiiもやらないといけないし、今週は色々とキツいですねw















マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピックマリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック
(2011/12/08)
Nintendo Wii

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ジャンル : ゲーム

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No title

>マリオをカプセルに入れたいと思ったので
マリオパーティ4ディスってんのか?

Re: No title

> >マリオをカプセルに入れたいと思ったので
> マリオパーティ4ディスってんのか?

あれ1人の方が有利だよね
3人側不利だって絶対

No title

マリオとソニックのお祭り騒ぎの夢の共演
そんな私はヨッシー&デイジー&ピーチ&エミーで
ドリームスペースフライト53位!
新作マリオゲーム
マリオ&ソニック AT リオオリンピック Wiiリモコンプラスセット(アカ・シロ)
マリオ&ソニック AT リオオリンピック
マリオ&ソニック AT リオオリンピック(TM)
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